

コンクリートは、圧縮される力に強い反面引張力には弱く
かつ変形能力の低い材料であるため、本質的にひび割れを生じやすいという特徴があります。
さまざまな要因によりコンクリートに引張応力が働き
ひずみを生じた際に、そのひずみがコンクリートの変形能力を超えてしまった時にひび割れは生じます。
そして、コンクリートにひび割れが生じる原因は一つではありません。
コンクリートの材料や配合、施工、使用環境、構造・外力またはその組合せなど多岐にわたります。
しかし、コンクリートに生じるひび割れには「進行性のないもの」と「進行性のもの」の大きく二つに分類することができます。
「進行性のないひび割れ」には、次のようなものがあります。
・乾燥収縮によるもの
・セメントの水和熱によるもの
・コンクリートの沈下・ブリーディングによるもの
・型枠や支保工などの施工に関わるもの
また、「進行性のひび割れ」の原因は、次のようなものがあります。
・アルカリ骨材反応によるもの
・凍結融解作用によるもの
・コンクリートの中性化によるもの
・塩化物の浸透によるもの
・疲労によるもの
こうした原因によって、コンクリート自体が劣化していく現象のため
時間とともにひび割れ幅は拡大し、鉄筋の腐食とともに構造物の性能は加速的に低下していきます。
修復方法は、原因によって対処が異なりますので適切なご提案と対策をご提案させていただきます。
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